2017/06/02
カーポート作りを考える方の多くは、利便性向上を目的としていると思います。しかし、ポイントを押さえて設計しないとかえって不便になったり、家を含む建物の全体の美観を損ねたりしてしまう恐れがあります。
カーポートのベストな形とは
カーポート作りで大切なポイントは、雨天時に濡れないこと、家と車との行き来がしやすいことです。雨の日に車で外出する方は多いと思います。傘をさしたり、防水加工の靴を履いたりと、雨の日の外出は億劫なことが多いですが、車を利用すれば、特に雨対策をしなくても気軽に出かけられます。
しかし、駐車場と家の玄関とが離れていると、建物と車の行き来で荷物を持ちながら傘をさして歩かなければならないなど、車で外出するありがたさが半減してしまいます。
カーポート作りでは、できる限り玄関や勝手口と行き来しやすい位置関係を意識することが大切です。キッチンやユーティリティールームに設けられた勝手口などに接近させて駐車できるように設計できれば、荷物が多い時でもスムーズに移動できます。
室内との関係を考えよう
車を運転する人やどのような目的で利用することが多いのかによって、理想的な駐車スペースの位置は変わってきます。通勤で利用することが多いのであれば玄関近く、買い物で利用することが多いのであればキッチンの勝手口近くの方が便利です。しかし、敷地や道路などの条件を無視することはできません。
限られた条件の中でより良い外構工事を行いたいなら、専門的な知識を持った専門業者の意見を参考にすることをおすすめします。当社は、外構工事を専門としております。「建物とカーポートとのベストな位置関係が分からない」などのお悩みは、お気軽にご相談ください。
景観と住まいでの暮らしを考えた駐車スペースの確保
カーポートの設計は、住まいとのバランスを考えることが大切です。カーポートが住宅の外観とマッチしていないと、駐車スペースが浮いて見えてしまいます。住宅の雰囲気が台無しになることを避けるためにも、外構工事前に理想とする外観をイメージしておくことが大切です。
カーポートが住まいにもたらす影響も考える必要があります。場合によっては、カーポートの屋根がリビングの窓をふさいでしまったり、風通りを悪くしてしまったりと、暮らしに不具合をもたらす可能性もあります。車一台を置くのがギリギリという広さで駐車場を設計してしまうと、車から降りて傘がさせなかったり、荷物が下ろしにくくなったりと、乗り降りが大変になります。スペースに余裕があれば、自転車やバイクを置くことができるため、広めに確保しておくと何かと便利です。
雅造園 大阪・伊丹市・西宮・宝塚で剪定やエクステリア工事、害虫駆除までお気軽にお問い合わせください。
TEL 072-772-8383 / 090-2702-2885